サッカーは、ブックメーカーで最も多くのベットマーケットが提供されているスポーツのひとつです。
単純に試合の勝敗を予想するだけでなく、正確なスコア、合計得点、両チームの得点、コーナー数、選手の得点、ライブベットなど、1試合だけでも数十~数百種類の選択肢が用意されることがあります。
本記事では、ブックメーカーで利用される代表的なサッカーの賭け方とオッズの見方を初心者向けに解説します。
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ブックメーカーでのサッカーの賭け方

ブックメーカーでは、サッカー1試合に対して非常に多くのマーケットが提供されています。
代表的なベット方法は以下です。
- 勝敗予想(1X2)
- 正確なスコア
- オーバー・アンダー
- 両チームが得点する
- ハンディキャップ
- コーナー・カードなどのイベント
- ライブベット
初心者であれば、まずは1X2、オーバー・アンダー、両チーム得点の3種類を理解すると、サッカーのスポーツベットを把握しやすくなります。
サッカーの勝敗予想|マネーライン・1X2
サッカーで最も基本的なベット方法が勝敗予想です。
サッカーでは引き分けがあるため、「1X2」と呼ばれる3択形式が一般的です。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 1 | ホームチームの勝利 |
| X | 引き分け |
| 2 | アウェイチームの勝利 |
例えば「レアル・マドリード対ユベントス」でレアル・マドリードの勝利を予想する場合は「1」を選択します。
1X2の配当計算例
例えば、
- レアル・マドリード勝利:オッズ1.40
- 賭け金:1,000円
だったとします。
予想が的中した場合の払戻額は、
1,000円 × 1.40 = 1,400円
です。
1,000円の賭け金を含めた1,400円が払い戻されるため、利益は400円となります。
一方、ユベントスが勝利するか引き分けになった場合、この1X2ベットは外れます。
複数試合を組み合わせることもできる
複数の試合の勝敗を1つに組み合わせる方法は、
- コンボベット
- マルチベット
- パーレー
- アキュムレーター
などと呼ばれます。
例えば、
- チームA:1.50
- チームB:1.80
- チームC:2.00
の3試合を組み合わせると、
1.50 × 1.80 × 2.00 = 5.40
となります。
オッズは高くなりますが、3試合すべてを的中させる必要があるため、選択数を増やすほど的中する難易度も高くなります。
正確なスコアにベットする
正確なスコア(Correct Score)は、試合終了時の得点をそのまま予想するベットです。
例えば、
レスター・シティ 3-0 リーズ・ユナイテッド
という結果を予想します。
1X2よりも的中条件が厳しいため、一般的にオッズは高く設定されます。
正確なスコアの配当計算例
例えば、
- 3-0のオッズ:12.00
- 賭け金:1,000円
の場合、
1,000円 × 12.00 = 12,000円
となります。
試合が実際に3-0で終了すれば12,000円が払い戻されます。
ただし、レスターが勝利したとしても、
- 1-0
- 2-0
- 3-1
など、予想したスコアと異なれば外れです。
そのため、正確なスコアは高オッズになりやすい一方で、1X2より予想難易度が高いマーケットです。
オーバー・アンダー
オーバー・アンダーは、試合の合計得点などが設定された基準を上回るか下回るかを予想します。
サッカーで代表的なのが合計得点2.5です。
| ベット | 的中条件 |
|---|---|
| オーバー2.5 | 合計3得点以上 |
| アンダー2.5 | 合計2得点以下 |
2.5という半端な数字を使うことで、ちょうど基準値になるケースをなくしています。
合計得点オーバー2.5の例
例えば、
川崎フロンターレ対ガンバ大阪
で、
- オーバー2.5:オッズ2.00
- 賭け金:1,000円
とします。
試合結果が、
- 2-1
- 3-0
- 2-2
など合計3得点以上なら的中です。
払戻額は、
1,000円 × 2.00 = 2,000円
となります。
一方、
- 0-0
- 1-0
- 1-1
など合計2得点以下なら外れです。
得点以外にもオーバー・アンダーがある
オーバー・アンダーは得点だけではありません。
サッカーでは、
- コーナー数
- イエローカード数
- シュート数
- 枠内シュート
- 選手のシュート数
などが対象になる場合があります。
利用できるマーケットは試合やブックメーカーによって異なります。
コーナー数のオーバー・アンダー
サッカーでは、試合中の合計コーナー数を予想するマーケットも人気があります。
例えば基準が9.5コーナーなら、
- オーバー9.5=10本以上
- アンダー9.5=9本以下
を意味します。
コーナー数のベット例
例えば、
- オーバー9.5:オッズ1.90
- 賭け金:1,000円
の場合、試合で合計10本以上のコーナーが発生すれば、
1,000円 × 1.90 = 1,900円
が払い戻されます。
コーナー数を予想する場合は、
- 両チームの攻撃スタイル
- クロスの多さ
- シュートブロック数
- 過去の平均コーナー数
などが参考情報になります。
ただし、試合展開によって数字が大きく変化するため、過去データだけで正確に予測できるものではありません。
両チームが得点する|BTTS
「両チームが得点する」は、英語でBoth Teams To Score(BTTS)と呼ばれるマーケットです。
選択肢はシンプルに、
- Yes
- No
の2つです。
BTTS Yes
両チームが1点以上得点すれば的中します。
例えば、
- 1-1
- 2-1
- 3-2
などです。
BTTS No
少なくとも片方のチームが無得点なら的中します。
例えば、
- 0-0
- 1-0
- 0-2
- 3-0
などです。
BTTSの配当計算例
例えば、
- BTTS Yes:オッズ1.80
- 賭け金:1,000円
なら、両チームが得点した場合、
1,000円 × 1.80 = 1,800円
が払い戻されます。
勝つチームを予想する必要がないため、「両チームとも攻撃力は高いが勝敗は読みにくい」といった試合でも利用しやすいマーケットです。
ダブルチャンス
ダブルチャンスは、1X2の3つの結果のうち2つを同時に選択するベットです。
| 表記 | 的中する結果 |
|---|---|
| 1X | ホーム勝利または引き分け |
| X2 | 引き分けまたはアウェイ勝利 |
| 12 | ホームまたはアウェイ勝利 |
例えば「ホームチームは負けない」と予想するなら1Xを選択します。
通常の1X2より的中する結果が多いため、その分オッズは低くなる傾向があります。
ドローノーベット|Draw No Bet
ドローノーベット(DNB)は、引き分けになった場合に賭け金が返金される勝敗予想です。
例えばホームチームへDNBでベットした場合、
- ホーム勝利 → 的中
- 引き分け → 返金
- アウェイ勝利 → 外れ
となります。
1X2よりオッズは低くなることがありますが、引き分けのリスクを取り除けるのが特徴です。
アジアンハンディキャップ
アジアンハンディキャップは、一方のチームに仮想的な得点差を設定して勝敗を予想する方法です。
例えば、
チームA -1.5
なら、チームAが2点差以上で勝利すれば的中します。
反対に、
チームB +1.5
なら、
- チームBが勝利
- 引き分け
- チームBが1点差で敗北
のいずれかで的中します。
実力差が大きい試合でよく使われるマーケットです。
サッカーで発生するイベントにベットする
サッカーでは最終スコアだけでなく、試合中に起こるさまざまなイベントにもベットできます。
次のコーナー
「次にコーナーを獲得するチーム」を予想します。
攻撃の流れやボール保持状況を見ながら予想するライブ向けのマーケットとして提供されることがあります。
イエローカード
カードの合計枚数や、
- 次にカードを受けるチーム
- 選手がカードを受けるか
- 前半のカード数
などを予想します。
試合の重要度、対戦カード、審判の傾向などによって数字が変わることがあります。
次の得点チーム
試合中に「次のゴールを決めるチーム」を予想します。
ライブベットでよく見られるマーケットです。
選手が得点する
特定の選手が、
- 試合中に得点する
- 最初に得点する
- 最後に得点する
- 2得点以上決める
などを予想します。
ベットビルダー
ベットビルダーは、同じ試合の複数マーケットを組み合わせる方法です。
例えば、
- ホームチーム勝利
- オーバー2.5
- 両チーム得点Yes
を1つのベットへまとめることができます。
それぞれを単独で賭けるより合成オッズは高くなりますが、選択した条件をすべて満たす必要があります。
そのため、選択肢を増やすほど的中の難易度も高くなります。
サッカーのライブベット
ライブベット(インプレイ)は、試合開始後にリアルタイムでベットする方法です。
試合の得点や選手交代、退場、攻撃状況などによってオッズが常に変化します。
ライブベットで代表的なマーケットには、
- 試合勝者
- 次の得点
- オーバー・アンダー
- コーナー数
- ハンディキャップ
- カード数
- 前半・後半の結果
などがあります。
試合開始前の予想だけでなく、実際の試合展開を確認したうえでマーケットを選べるのが特徴です。
一方、オッズが短時間で変化し、ベットできる時間も短いため、プレマッチより判断時間は少なくなります。
サッカーのライブストリーミング
一部のブックメーカーでは、スポーツベット画面からサッカーのライブ映像を視聴できます。
ライブ配信に対応していれば、
試合を見る → 状況を確認する → ライブマーケットを見る
という流れを同じ画面で行えます。
ただし、視聴には、
- アカウント登録
- 残高
- 対象地域
- 対象大会
などの条件が設定される場合があります。
キャッシュアウト
キャッシュアウトは、試合終了前にベットを精算する機能です。
例えば1,000円ベットした後、予想しているチームがリードしている場合に、
「現在1,600円でキャッシュアウト可能」
と表示されることがあります。
ここでキャッシュアウトすれば、試合終了を待たずに1,600円を確定できます。
反対に試合展開が不利になった場合、500円などでキャッシュアウトして損失を抑えられるケースもあります。
ただし、キャッシュアウト額は常に変化し、すべての試合・マーケットで利用できるとは限りません。
その他のサッカーの賭け方
ブックメーカーでは、さらに細かなマーケットが提供されることがあります。
代表的なものは以下です。
| マーケット | 内容 |
|---|---|
| 前半1X2 | 前半終了時の勝敗 |
| 後半1X2 | 後半だけの勝敗 |
| 前半/試合結果 | 前半と最終結果を組み合わせる |
| 得点者 | ゴールを決める選手 |
| 最初の得点者 | 最初にゴールする選手 |
| クリーンシート | 無失点で終えるか |
| 勝利&BTTS | 勝敗と両チーム得点を組み合わせる |
| コーナー | コーナー数・次のコーナー |
| カード | イエロー・レッドカード |
| ペナルティ | PKが発生するか |
| 延長戦 | 延長戦の結果 |
| PK戦 | PK戦の勝者 |
大きな試合になるほどマーケット数が増える傾向があります。
サッカーのオッズの見方
日本向けのブックメーカーでは、一般的にデシマルオッズが利用されます。
例えば、
オッズ2.50
なら、1,000円ベットした場合の払戻額は、
1,000円 × 2.50 = 2,500円
です。
利益だけなら、
2,500円 − 1,000円 = 1,500円
となります。
オッズから確率を計算する方法
デシマルオッズから単純な implied probability(暗示確率)を求める場合、
1 ÷ オッズ × 100
で計算できます。
例えば、
| オッズ | 単純な確率換算 |
|---|---|
| 1.50 | 約66.7% |
| 2.00 | 50% |
| 2.50 | 40% |
| 3.00 | 約33.3% |
| 5.00 | 20% |
ただし、実際のブックメーカーのオッズにはマージンが含まれているため、この数字がそのまま真の勝率を意味するわけではありません。
サッカーのシングルベットとコンボベット
初心者が仕組みを理解するなら、まずはシングルベットの方が分かりやすいでしょう。
シングルベット
1つの予想だけにベットします。
例:
アーセナル勝利:1.80
1,000円なら払戻額は1,800円です。
コンボベット
複数の予想を組み合わせます。
例えば、
- アーセナル勝利:1.80
- バルセロナ勝利:1.60
- インテル勝利:1.70
なら、
1.80 × 1.60 × 1.70 = 4.896
となります。
1,000円の場合、すべて的中すれば4,896円の払戻しです。
ただし、1試合でも外れるとコンボ全体が外れるため、オッズが高くなる代わりに的中難易度も上がります。
ブックメーカーでベットできる主なサッカーリーグ・大会

海外ブックメーカーでは、日本のJリーグから欧州主要リーグ、国際大会まで幅広いサッカーイベントが対象になります。
Jリーグ
J1・J2・J3など日本国内のプロサッカーが対象になります。
試合勝者、オーバー・アンダー、ハンディキャップ、両チーム得点などが代表的なマーケットです。
プレミアリーグ
イングランドのトップリーグです。
世界的に注目度が高く、一般的にマーケット数も多いリーグのひとつです。
ラ・リーガ
スペインのトップリーグで、レアル・マドリードやバルセロナなどの試合が対象になります。
ブンデスリーガ
ドイツのトップリーグです。
勝敗や得点だけでなく、選手関連のマーケットが提供される場合もあります。
セリエA
イタリアのトップリーグです。
UEFAチャンピオンズリーグ
欧州各国の上位クラブが参加する大会です。
注目度の高い試合では、通常のリーグ戦より多数のマーケットが用意される場合があります。
UEFAヨーロッパリーグ
チャンピオンズリーグと並ぶUEFA主催のクラブ大会です。
FIFAワールドカップ
4年に1度開催される世界大会です。
試合単位のマーケットだけでなく、
- 優勝国
- グループ突破
- 得点王
- 各国の到達ラウンド
など長期予想も提供されます。
UEFA EURO
欧州各国の代表チームが参加する大会です。
AFCアジアカップ
日本代表を含むアジア各国の代表が参加します。
コパ・アメリカ
南米代表チームを中心に開催される国際大会です。
オリンピックサッカー
夏季オリンピックでも男子・女子サッカーが行われます。
サッカーにベットできる時期
サッカーは世界各国で年間を通じて行われているため、ブックメーカーではほぼ一年中サッカー市場を確認できます。
欧州主要リーグは主に夏の終わりから翌年春にかけて開催され、オフシーズンには国際大会、クラブ大会、親善試合などがあります。
日本のJリーグについても、国内シーズン中は継続的に対象試合を確認できます。
また、ワールドカップやチャンピオンズリーグ優勝予想のような長期マーケットは、大会開始のかなり前から提供される場合があります。
サッカーにベットするときの注意点
サッカーには非常に多くのマーケットがありますが、マーケット数が多いからといって的中しやすくなるわけではありません。
特に注意したいのは以下です。
- オッズが高いほど一般的に的中難易度も高い
- コンボ数を増やしすぎない
- ライブベットで短時間に何度も賭けない
- 負けを取り返そうとして金額を増やさない
- ボーナス利用時は最低オッズを確認する
- Cash Outは利益を保証する機能ではない
- 生活費をベット資金にしない
また、正確なスコアや得点者などの高オッズマーケットは魅力的に見えますが、的中する条件も厳しくなります。
スポーツベットでは必ず予想が当たる方法はありません。
サッカーの賭け方まとめ
ブックメーカーのサッカーベットには、1X2のようなシンプルな勝敗予想から、得点数、コーナー、カード、選手成績、ライブベットまで非常に多くのマーケットがあります。
初心者が最初に覚えたいのは、1X2・オーバー/アンダー・BTTSの3種類です。
1X2は試合結果、オーバー/アンダーは得点数、BTTSは両チームが得点するかを予想するため、それぞれ異なる視点からサッカーの試合を見ることができます。
さらに慣れてきたら、ダブルチャンス、ハンディキャップ、選手プロップ、ベットビルダー、ライブベットなどを理解すると、サッカーで提供されるマーケット全体を把握しやすくなります。
ただし、どのベット方法にも損失の可能性があります。高いオッズや複雑なコンボを狙うことよりも、まずはそれぞれのマーケットの的中条件と払戻計算を正しく理解することが重要です。
サッカーのブックメーカーに関するよくある質問
最も分かりやすいのは、ホーム勝利・引き分け・アウェイ勝利を予想する1X2です。オーバー/アンダーや両チーム得点も比較的仕組みを理解しやすいマーケットです。
1はホームチーム勝利、Xは引き分け、2はアウェイチーム勝利を意味します。サッカーの基本的な勝敗マーケットです。
試合の合計得点が3点以上になると的中します。合計2点以下ならアンダー2.5が的中します。
Both Teams To Scoreの略で、両チームが1点以上得点するかを予想します。Yesなら両チーム得点、Noなら少なくとも片方が無得点で的中します。
対応するブックメーカーでは試合中にもベットできます。試合状況によってオッズや利用可能なマーケットがリアルタイムで変化します。












